にせニセことわざずかん

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「猫に小判」が「猫にごはん」、「豚に真珠」が「豚に新聞」?! ふだん何気なく使っていることわざが大変身! ゆかいでへんてこな、荒井良二流楽しいことわざ絵本。

荒井良二・作
定価:1200円+税
ISBN:978-4-931129-20-7
サイズ:14×20cm
ページ数:55p
対象年齢:5歳から
2004年刊

『にせニセ』ことわざずかんによせて

僕は元来、言葉を遊ぶのが好きで、だじゃれと言われればそれまでだけど、ある言葉に対して何か考える前に条件反射的に本来の意味とは異なった同音の言葉を探してしまうクセがあるんですねえ。それがいったい何の役に立つのか? 疑問ですがねえ。でもね、四角が丸くなるように、しかめ面がニンマリ顔になったり、トゲトゲしてた気持ちがフニャーッとなったら嬉しいじゃないですか。諺には人智が含まれているわけだけど、四角四面に受け取るとキュウクユに感じることもあるわけで、そこにかすかな笑いやユーモアでもってキャッチすれば、生活の中に小さな小さな余裕を持てるんじゃないかなーなんていう思いで作った本がこれなんです!

著者紹介

<作> 荒井良二

1956年、山形県に生まれる。日本大学芸術学部卒業。「なぞなぞのたび」(石津ちひろ・文)でボローニャ国際児童図書展賞、「うそつきのつき」(内田麟太郎・文)で小学館児童出版文化賞、「森の絵本」(長田弘・文)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。「スースーとネルネル」「ぼうし」「ぼくがつぼくにちぼくようび」「はっぴいさん」「きょうというひ」など多くの絵本がある。リンドグレーン賞受賞。

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