著者紹介
<ぶん> 中川正文
1921年奈良県生まれ。龍谷大学卒。児童文学作家、児童文化研究者。影絵や児童劇の演出家として活躍するかたわら、京都女子大学教授、日本児童文学学会会長、日本保育学会理事、大阪府立国際児童文学館館長、財団法人大阪国際児童文学館理事長などを歴任。
絵本に「ごろはちだいみょうじん」「ねずみのおいしゃさま」(以上福音館書店)、著書に「おやじとむすこ」(文藝春秋社)など多数。児童文化功労賞、京都府文化功労賞、龍谷賞受賞。2011年没。
<え> 赤羽末吉
1910年東京生まれ。1932年満州に渡り、1947年帰国。戦後は子どものための絵の仕事に情熱をそそぎ、数々の名作絵本を生み出した。
「ももたろう」(福音館書店)「白いりゅう黒いりゅう」(岩波書店)でサンケイ児童出版文化賞、「スーホの白い馬」(福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞、厚生省児童福祉文化奨励賞、アメリカ・ブルックリン美術館絵本賞など、受賞多数。1980年には国際アンデルセン賞画家賞を受賞。1990年没。