どいかやさんの最新刊!!

リックのおへや

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「ぼくもみんなと、あそびにいってもいい?」小さなリックは、ママのポケットからはじめて出て、友だちのおへやにあそびに行きました。はじめて出会うものに目をかがやかせる子どもの姿と、母と子の幸せなひとときをあたたかく描いた絵本です。

どいかや・文
定価:1200円+税
ISBN:978-4-931129-29-0
サイズ:21×18cm
ページ数:24p
対象年齢:3歳から
2008年刊

『リックのおへや』によせて

20代の頃オーストラリアを旅行したことがありました。その時、カンガルーを放し飼いにしている広い公園を訪れたのですが、1ぴきの大きなカンガルーが私の肩に両腕をかけてきて、私たちは抱き合うかっこうになりました。カンガルーはおとなしくて、ほんとうにかわいかったのです。「なんてかわいいの!!」そんな気持ちを絵本にしたくて「リックのおへや」のおはなしができました。
その後10年以上たって、のら書店で出版することになりました。今回 絵を描く前に、日本でもカンガルーが放し飼いされている所があると聞き、訪れてカンガルーに直にふれあってきました。なでなでしたり、親子カンガルーにえさをやったり、お母さんの袋から顔を出したばかりの赤ちゃんも見る事も出来ました。そして「カンガルーってなんてかわいいんだろー!!」という感動がよ みがえり、その思いのまま絵を描き始める事ができました。
そしてなんてかわいい絵本ができたのしょう! と、自分でいうのも変で すが(笑)そんな「リックのおへや」ができました。ぜひ読んでみて下さい!

著者紹介

<文> どいかや

1969年東京生まれ。東京造形大学デザイン学科卒。自作の絵本に「チリとチリリ」シリーズ(アリス館)『パンちゃんのおさんぽ』『いたずらコヨーテキュウ』『やまねのネンネ』(以上BL出版)「チップとチョコ」シリーズ(文溪堂)「トラリーヌ」シリーズ『ハーニャの庭で』『こねこのポカリナ』(以上偕成社)「くりちゃん」シリーズ(ポプラ社)「ねずみちゃんとりすちゃん」シリーズ(学研)『うさぎのルーピースー』『ねこのかあさんのあさごはん』(以上小学館)『かえるのピータン』(ブロンズ新社)などがある。千葉県在住。

書評情報

◎MOE2008年10月号
「MOEおすすめ新刊絵本」のコーナーで、『リックのおへや』が紹介されました。「ママのポケットから初めて外に出たリック。友だちのクマやウサギたちの部屋に遊びにいきまし。ふかふかベッドや大きな窓、みんなの部屋もすてきだけど、やっぱり自分の部屋が一番! だってね……。ゆっくり成長を見守るような、色鉛筆のタッチが優しい。」と、丁寧に紹介していただきました。

◎ダ・ヴィンチ 2008年9月号
今月の注目の本の欄に、「『チリとチリリ』で人気のどいかやの新刊。リックは、小さなカンガルー。ママのポケットから出て初めてともだちの部屋にあそびに行くことに……。初めて出会うものに目を輝かせる子どもの姿と、それをみつめる母を描いたあたたかくほほえましい絵本」と紹介していただきました。

◎MOE 2008年6月号
P106~109

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