著者紹介
<ぶん> マジョーリー・W・シャーマット
1928年、アメリカのポートランドに生まれる。結婚後、1967年に『レックス』という犬になる決心をしたちいさな男の子を主人公にした物語を出版して以来、あらゆる年代向けの子どもの本をたくさん描いているが、本領としているのは、ユーモアのある幼年もの。
<え> リリアン・ホーバン
1925年、アメリカのフィラデルフィアに生まれる。フィラデルフィアの美術学校でイラストレーションを専攻。1961年、夫のラッセルの文に絵をつけた「ハーマン・ザ・ローザ」で絵本界に入り、以後、コンビで、「フランシスのいえで」にはじまるフランシスの絵本シリーズや「ハービーのかくれが」「親子ネズミの冒険」等、20冊余りの作品を出版。文・絵とも自作の「アーサーのくまちゃん」のアーサーの絵本シリーズほか、多くの作品がある。
<やく> 掛川恭子
1936年、東京に生まれる。津田塾大学英文科を卒業後、カナダのアルバータ州立大学に学ぶ。主に英米の児童文学・絵本の翻訳にたずさわり、「からすが池の魔女」「リーバス」「アンクル・サムの遺産」「ルピナスさん」「おばあちゃんのすてくなおくりもの」、『フランバーズ屋敷の人びと』4部作、『赤毛のアン』シリーズ全10巻等、多数の訳書がある。